皆様、こんばんは。
本日夜にご来店の明治大学の法学部のお客様。ヘアセット、メイクもご自身でまとめてきていらっしゃいましたが、とても清潔感がありました。
面接でもこの状態であれば、好印象ですので、キープしてくださいませ。
さて、本日は証明写真の背景色についてお話いたします。
たぶん、多くの方があまり気にされていないと思います。
筆者は、証明写真についての「都市伝説」、つまり根拠が曖昧・不明である噂がいくつかあると思っています。
そのひとつが証明写真のバックペーパー(背景紙)の色です。
通常、就職用で使用する写真は、ほとんどの場合は、「無背景」の証明写真であれば大丈夫です。(提出先から細かな写真規程がある場合は別です。特にエアラインやアナウンサーなど)
提出先の写真規程が「白色または明るい灰色か水色」となっていれば、ブラウンはだめです。
無背景とは、背景に余分なものが写っていないということが前提となります。ですので、色は何色でもよいのです。
ただし、一般的にはブルー系(ライトブルーもしくはブルー)、ホワイト、グレー、ブラウンのいずれかです。
都市伝説とは、たとえば「グレーであれば高級感がある」「かならずホワイトでなければだめ」といったようなお話です。
ホワイトであるのは、白黒コピーを取ったときに、顔が良く見えるといった伝説もあり、そこからさらに発展して、カラー写真よりもモノクロ写真でなければだめだといったようなお話もあります。
現に、昨年も、カラーで撮影をした後に、「モノクロで撮影できますか?」という方が1名いらっしゃいました。
提出先から、カラーではだめでモノクロで出しなさいと指示されていれば別ですが、それ以外はカラーが良いとおもいます。
結論から申しますと、新卒の就職活動用の証明写真の背景は、「ライトブルー」もしくは「ブルー」または「マリンブルー」をお勧めします。
それには、もちろん理由があります。
背景なんて関係ない、とおもっているそこのあなた。主人公も大切ですが、証明写真という小さい枠のなかの脇役も大切なんです!
リクルートフォトスタジオは、背景色に関しても、印象良く見せるということを計算して、背景色を取り揃えてご提案をしています。
※上のバックペーパーの後ろからライトを当てるので、実際には上の色よりはもっと明るくなります。ライトブルーの場合も色がさらに薄くなります。
ブルーの場合、人の肌(特に日本人は一般的に黄色人種です)の黄色の補色(反対の色)がブルーですから、お肌がきれいに見えます。かつ若々しさが際立ちます。
グレーの場合は、スタジオによっては「高級感を演出」と謳うところもございますが、人によっては「地味」に写ってしまう場合もありますので、人によってお勧めできない場合もあります。
他店では、「白」の背景しか用意していないスタジオもありますが、白も良いのですが、白なのにかなりグレーよりに写ってしまうスタジオもあります。そもそも背景色を選べないスタジオはあまりお勧めはしていません。
白一色しかないのは、お客様に合う他の色があっても架け替えられませんから、そのようなお店だと当店は思ってしまいます。
リクルートフォトスタジオでは、地味すぎず、派手すぎない、ライトブルーが一番人気ですし、スタジオとしてもおすすめしています。
大学撮影でも、弊社にご依頼いただく場合には、「ブルー系」という指定がある場合が多いです。大学の就職課の先生も熱心な大学は、やはり印象が良く見えるパターンを研究していらっしゃると思います。
全体の8割がブルー系です。他には女性の場合は、濃い目のブルー、男性・女性ともホワイトにする方もいらっしゃいます。
当スタジオはお客様のお姿を際立たせるために、バックペーパーの後ろから逆光でライティングをしていますので、細かなところでも雰囲気がよくなると思っております。
また他のスタジオでクロマキー背景(緑や青紺の背景)で撮影して、後で業務用の証明写真ソフトで背景を変えたりしますが、当社もそういうシステムは持っていますが、就職写真撮影では原則、おひとりおひとり背景の色を変える場合はバックペーパーをその度に架け替えています。
他スタジオのデータで当スタジオに持ち込むときにグリーンの方がいますが、クロマキーグリーンのままプリントするのはオススメいたしません。お気をつけてください。
他には、学校の出張撮影で「グレーのみ」の場合がありますが、グレーも悪くはありませんが、それよりもブルー系かホワイトをおすすめします。
お早目のご予約をお願いいたします。