皆様こんばんは。
さて、2月に入り、スタジオも活気が出てまいりました。
春休みに入り、セミナーに合説に忙しくしていらっしゃる学生の方も多いと思います。
そして、すでに内々定を得ている友人の話に焦りを感じながらも、「これまでの証明写真で大丈夫?」「ボックスの証明写真でいいんだろうか?」などと考えて、写真館選びをしていてこの記事を読んでいただいている方も多いことでしょう。

筆者は毎年、数千人の就活生と接しているわけですが、年が変わっても、就活生に共通した疑問点や不安に対しての傾向と対策をそれなりに心得てはいるつもりです。

<証明写真なんて、重要なんですか?ボックスの証明写真じゃ、いけないんですか?>

このような質問をする学生さんは、毎年ちらほらいます。
ボックスの証明写真では、いけない、という決まりはありません。写真スタジオに勤める筆者が、「ボックスの証明写真は絶対にダメですからね」という権限など一切ございません。
しかし、この質問には、ひとつ学生様の深層心理が含まれているように思うわけです。

それは、一言で申し上げれば、「不安」の裏返しです。
まず第一に、そのような質問を当スタジオのスタッフに投げかけても、実際にお客様はリクルートフォトスタジオにいらっしゃっているわけです。
もし私が「重要でないですよ。ボックスの証明写真で大丈夫です!」と申し上げれば、その場は安心するとは思いますが、就職活動のエントリーで使用している最中にまた不安になってきます。
『友人はちゃんとした写真スタジオの証明写真を使って、選考進んだって言ってたけど、私は全然通過しないな・・・』。そうした場合、「あの時、ちゃんと証明写真を写真館で撮っていればよかった」と思うようになってしまいます。

「証明写真なんて重要でない」から「写真館で撮らなくても、ボックスで済ませても問題ない」という論理は、安いか高いかの問題だけではなくて、その写真を撮ってもらうまでの過程で、どれくらい学生様が「本気」で就職活動をやっているのかということを見る採用側も無きにしも非ずなのです。
筆者も、とある企業内で人事担当の方に証明写真のお話をしたときに、「やっぱり、きちんとした写真を出す人は、やる気を感じますよね」と言っていたことも記憶にあります。

そもそも、重要でないのであれば、提出する必要などないはずです。
志望動機であっても、「そんなの、面接のときに話せばいいから、書類では簡単でいいでしょ?中を見てもらえば、きっとわかってもらえずはず!」という発想とほぼ同類だと思いますよ。

しっかりと就職活動をして、自分の希望に合う企業を見つけたいのであれば、本当にひとつひとつを疎かにしないことが大切ではないのでしょうか?
リクルートフォトスタジオは、ご友人の紹介のほかには、お父様お母様からのご紹介でいらっしゃる学生様も多いのですが、お父様お母様のご年齢だと、こういった事情を分かっているからこそ、「あのスタジオでしっかりと撮ってもらいなさいよ!」とご子息に伝えているんだと思います。

<自分の気になっているところは、顔が左右非対称なことです。修整でピッタリ左右対称に直してください!>

このご要望はとても多いです。あとは、顎が二重顎なので、細くしてくださいなどといったことも多いです。
筆者は、そのようなご要望に対しては、まず、「左右非対称なのは、個人の程度の差はあれ、ほぼすべての人が非対称なんです。アシメントリーだからこそ、生まれる表情があったり人間味が伝わるんですよ。大きく直すのはおすすめしません」と。

それでも、というお客様に対しては、ある程度のバランスを整えても、左右の非対称であることは、変わらないようにすることを心がけています。
なぜかというと、シンメトリー(左右対称)のお顔は、冷たいお顔になります。人間らしくないです。
そもそも、「この人は左右の目の大きさが違うから、面接は無理だな・・・」という企業はないと思います。あまり無理に修正をすると、逆に面接で面接官と対面をしたときに、相手は違和感を抱きます。
ですので、筆者が担当する撮影は、過度な修整は控えております。スタジオの他のカメラマンも同様だと思います。これは、お客様のことを思うがための、親心だと思っていただければ幸いです。
もちろん、バランスを整えて、ナチュラルな修整はお任せください。

証明写真の話題ではありませんが、顔の左右非対称に関して、興味深い記事がありましたので、以下にご紹介いたします。
https://www.leon.jp/lifestyle/6852

現実には解決のできないお顔の左右非対称で悩むより、その悩んでも仕方ないことで時間を費やす時間に充てるべき大切なことが、就職活動中の皆様にはあるはずです。
<不安>というのは、就職活動中の皆様がもっている、共通のキーワードですが、不安だからといって、自分の粗を探し無理をして、他力で変更できる写真で変えて見せすぎることは本末転倒です。
リクルートフォトスタジオでは、左右対称、非対称という上辺だけではなく、お顔つきやその人の印象が良く伝わる証明写真づくりを心がけています。
もっと、今の自分に自信をもっていただければと思うのです。

リクルートフォトスタジオにお任せいただければ、就活で必要な十分な形には、お仕上げいたします。

皆様のお早目のご来店をお待ちしております。

 

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2021年卒
公務員試験の合格のメッセージを続々といただいております。転職証明写真とインターン証明写真が多くなっています。法政大学、立命館アジア太平洋大学、多摩大学、東京女子大学、成城大学、専修大学、首都大学東京、東京大学、慶應義塾大学他のお客様、お疲れさまでした。
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