毎年、この時期になるとお客様から「私は少し出遅れてしまったようです」「周りは内定をもらっているのに、私はまだこれからで非常に不安です」といった声を聞きます。
まずは、自分に必要な情報と不必要な情報を、分けることをオススメします。
何をもって「出遅れている」のか? 何をもって「不安」なのか?
その基準を明確にすることが一番です。
そもそも、出遅れているというのは、第一に周囲と比較して、内定の取得状況や、自分の就活の進め方などについて、出遅れていると思われている方が多いようです。
もちろん、選考の締め切りが早い会社ばかりを志望していたにもかかわらず、その会社はすべて選考が終わっていたというのであれば、ご自身の情報確保の誤りですし、そういう意味では出遅れているという言葉は正しいのかもしれません。
しかし、周囲と比較して、出遅れているというのは、少し違うように思います。
まず、なぜ就職するのか?誰のために就職するのか?を考えてください。すべて、お客様自身、そう、あなたのためです。
ですから、周りの就職内定状況が早かろうが遅かろうが、あなたの人生のなかで長い目で見た場合と、周囲の進捗状況は一切関係ありません。
内定を早く得た人が、1年後に満足できているとは限りません。それよりも、1年にも満たない短期間でいろいろな苦労もして、納得いく会社に巡り合うことがベストではないのでしょうか?
当スタジオにもお越しいただいて優良企業や大手企業に内定される方は、苦しいことを少しずつ積み重ねながら、内定を果たしているように感じます。
そういった意味では、自分自身のために自分を知る、という「自己分析」が大切になってきます。
訪問先の企業では、いろんな方と接すると思いますが、相手の話を聞いてください。聞くということは、受身の行動ではありません。自分から尋ねることもできます。相手のことを知ることができなければ、あなた自身はその企業が自分にあっているかどうかということすら、わからないでしょう。
自分がどうしたいのか分からない人は、自分のことについてよく分かっていない人です。
自分のことを良く分かっていないまま、就職してしまうと、結局、やっぱり自分はこうやりたかったんだというのが後で出てきて、仕事も続かなくなってしまうでしょう。
相手を知ることで、自分自身を見つめることができます。
企業にかかわらず、すこし年齢の上の方から、アドバイスをいただくのもベストです。就活にかかわらず、あなた自身のことについても、まわりの人から情報を得てください。
そこで、そういうアドバイスを積み重ねてゆくと、あなたが他人の目にどう映っているかということを知ることが出来ます。
少し嫌だなと思うことがあっても、相手が思っていることです。それは素直に受け止めてください。
自分を知るためにも、必ず相手の話を素直に聞いてください。そのあとの判断は、あなた次第です。
さて、不安は誰にでもつきものです。内定をしてからも、入社式を終えてからも、配属されてからも、初めて仕事を任せられるときも、初めて部下を持つときも、状況や性質は異なるかもしれませんが、仕事においては一生不安はつきものです。
ですから、これから長年、社会人生活を送る中で、その不安と仲良く付き合えるようになると良いですよ。
ご来店のお客様のなかには、たまに暗くなっている方もいらっしゃいますが、カメラマンやスタッフもお客様が本来の生き生きとしたお顔になれるように、精一杯頑張って、この一枚の証明写真をお撮りしています。
女性の方で、メイクに慣れていない方、前髪がうまくまとまらない方は、平日の午前10~午後3時の撮影となりますが、ヘアメイクをつけていただけるとお客様自身が安心できると思います。
ぜひ撮影のご予約お待ちしております。