皆様、こんばんは。
リクルートフォトスタジオ撮影担当です。
もう11月も後半ですが、就活生の皆様、いかがおすごしでしょうか?
前回の連休あたりは、大学生の方は学園祭シーズンだったと思いますが、楽しまれましたでしょうか。
本日は、明治大学の大学院のお客様、法政大学のお客様、早稲田大学のお客様、慶應義塾大学のお客様、日本大学のお客様他、就活をこれからしっかりはじめようとしている学生様を中心にご来店いただいています。
さて、本日は就職活動の証明写真撮影で、他の就活生や、これまでの先輩がどのような表情をして、写真を撮られているのかについて、ご紹介したいと思います。
皆様がよく目にする就職活動の証明写真のイメージは、少し口角をあげて微笑みの表情かと思います。
スマホでインターネットのホームページ、写真館や写真スタジオ、就職情報サイトの証明写真を見ても、ほぼニッコリしているのではないでしょうか?
実は、気をつけてください。お客様が目にしているのは、そういったスタジオや就職サイトの「広告」なんです。
そういった広告では、むっすりしている表情ばかり並んでいては、そこのスタジオには誰も行かないと思います。やっぱり、見ていて気持ちよいのは、笑顔なんです。
リクルートフォトスタジオを運営している親の会社も、広告撮影会社ですし、カメラマンも広告撮影出身のカメラマンだからこそ言えることですが、笑顔が良いのは基本ですが、実際の証明写真ではお客様それぞれの性格や日常の表情があります。
たとえば、接客が好きでアルバイトでは居酒屋さんやケーキ屋さんで働いている学生さんは、いろんな人と接しているので表情がうまく作れる方が多いんです。
そういった場合、ご本人は表情を「作っている」という気はほとんどないと思いますが、良い表情が自然と作れる場合が多いです。
逆に、もともとの性格で寡黙な方、あまり多く笑わない学生さんもいらっしゃいます。そういう方が、表情をつくろうとすると、どちらかといえば不自然な雰囲気になります。
これは理由がありまして、顔には30以上の筋肉(ここではまとめて「表情筋」ということにします)があるのですが、使わない筋肉が多いと、こわばります。
プロのモデルさんや、接客を主にしているお仕事(たとえば、客室乗務員の人)は、そういう表情を作るために、表情筋を動かす訓練をしています。
以前に、弊社は全日空様が大学向けに開催をしている客室乗務員セミナーの証明写真撮影担当をしておりましたが、そのセミナーでも表情の作り方、笑顔を作り方の訓練のコマがありました。
そこでは、オムロンのスマイルスキャンという笑顔測定器を使って、笑顔の度合いの測定をしていました。
ですから、元からあまり笑顔を出さない人は、無理に口角を上げる必要もなく、いつも自分の表情にして、そこで生き生きとした表情を捉えてゆくのが、われわれカメラマンの使命です。
よく笑顔が似合う方でも、下手に口角を上げすぎると、ふざけて見えてしまう場合もございますし、人それぞれにベストな表情は違うものなのです。
ですから、一様に笑顔でいる必要はございません。とくに、男性で研究職などに就く予定の方などは、落ちついた表情のほうが、より理知的に採用担当者に映ります。
巷の噂や、記事に惑わされずに、しっかりと自分をもってスタジオにいらしてください。
お客様のご要望を出来る限りお聞きして、しっかりとした就活証明写真を撮りたいと思っています。
また女性のお客様でナチュラルメイクを決めたい方は、フルメイク&ヘアセットをしていただけるとベストです。
男性は、出来る限り、散髪をしてきてください。
皆様のご予約をお待ちしております。