就活生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。いよいよ2月に入りました。
本日お撮りした女性のお客様が、シャツが汚れていらっしゃったようで、シャツのレンタルを申し出てきました。
撮影後、「お洗濯をして返したら良ろしいでしょうか」とおっしゃったのです。
丁寧なお言葉に、胸を打たれた次第です。
学校や成績だけではないと思います。最終的には、人事の方も、その人の「人間性」を見て、採用する会社も多いのだと思います。
さて、そういう普段の行いや、これまでの積み重ねが出る就職試験ですが、少なくとも第三者から見られるところはキチッと決めておきたいものです。
証明写真がそのひとつです。
巷では、女性はバリバリのメイク付のスタジオもございますが、筆者はそこまで「飾る」と、逆効果だと思っています。
面接のときに、その服装、髪型、メイクを再現できていなければ、相手はがっかりしないのでしょうか。
就職試験用の写真では行いませんが、お化粧をしなくても、修正はバレずにメイク(デジタルメイク)はできてしまうんですよ!
たとえば、お化粧をしていない女性の写真を撮り、その後、チークを入れてくださいといったら、本当にチークを入れている写真にできてしまうんです。
実際に別の仕事の修正(レタッチといいます)で、アイラインを入れたりもしています。
そこまでしてしまうと「嘘」になってしまいますが、当スタジオでは、お客様に姿勢や身だしなみの整理・指導も含めて、撮影前に5分ほどお時間をいただいています。
それだけでも、ガラッときれいになります。
そして、一番のポイントは「別人」の写真にならないということなんです。
ここで、証明写真の撮影前に行っておきたいポイントを男性・女性別にまとめてみました。
【女性】
髪は、自分でまとめられるようにまとめておくこと。
メイクは、ファンデーションなどの基本的なところはご自身で行っていただき、リップはピンクかオレンジ系寄りが良いです。
真っ赤なリップ(赤リップ)ですと、写真(プリント)にしたときに赤が目立ちすぎてけばけばしくなるのでご注意を。
チークも入れすぎると、目立ちますのでご注意ください。
【男性】
髪をまとめる以前に、美容室や床屋さんで散髪をしていただくことをおすすめします。
要は、髪型というよりは、さっぱりと清潔感があるかどうかなのです。
特に選考も進むと、あなたの履歴書の写真や面接であなた本人を見るのは、役員や部長さんだったり、ビジネス経験の長い年配の方です。
髪型のスタイルよりは、清潔感があるな!と思わせて、印象をよくすることが一番なんです。
就職活動の証明写真は、リクルートフォトスタジオをご利用ください。ご予約はここをクリックしてください。
筆者もかなり前に大手企業の人事部門の中に入って仕事をしてきた経験から、外れてはないと自信を持って言えます。
以上は、就活の証明写真の撮影でスタジオにいらっしゃるまえに、行っていただくとよいことですが、これはそのまま、面接時にも行っていただきたいことなのです。
つまり、撮影前には面接にいくときのイメージで来ていただきたいのです。
頑張って来て頂いても、整っていなかったり、不足があったりする場合は、こちらで身だしなみを直したり、お客様とご相談しながら修整(レタッチ)を行っていきます。
さて、ここで修整した実例をご紹介したいと思います。
1番目は、髪型のバランスが左右で取れないお客様のBefore→Afterです。
2番目は、メガネ自体が歪んでいて、どうしてもメガネの中心に目が来ないお客様です。こちらは、お顔の表情や輪郭を崩さずに修整いたしました。
3番目は、髪をうまくまとめたいというお客様です。頭頂部のつんつん出た毛は押さえてもはみ出してしまう場合もありますので、その際は修整いたします。
また肩のラインの位置や、スーツのラインのでこぼこも修整しております
当スタジオは、他のスタジオさんよりは丁寧な撮影を心がけていると思っております。
例年2月半ばから、特に3月は撮影希望の方で混み合います。
お早目のご予約をお願い申し上げます。