就活生の皆様、日中は暖かくても、夕方になるとめっきり冷え込んできます。ぼちぼち、インフルエンザにかかりました、とのお話をお聞きすることもございます。どうか、ご体調の管理にはお気をつけください。

さて、本日は就職活動には直接には関係しないのですが、実は証明写真、特にリクルート用証明写真作りにおいて、非常に重要な点についてお話したいと思います。証明写真の仕上がりが大きく変わるのですから、間接的には、就活生のお客様にも関係のあるお話だと思っています。
「あ、そういうことなんだ!」と思って、最後までお読みいただければ幸いです。

リクルート写真において、当店が気をつけていることのひとつに撮影時の「ライティング」があります。
屋外ではなく、真っ暗な室内(スタジオ)で撮影をするために、ライティング(照明)が非常に重要になります。

リクルート写真撮影で使う照明証明写真スタジオで使用するライティング機材

証明写真では、多くのスタジオが2灯(2個の照明)です。ライティング(人物への光の当て方)は、レンブラントという手法を用います。
レンブラントにも種類がありますが、基本としては人物の斜め45度少し上から1灯を当て、その他、光を起こす必要あるところはレフで光を当てたり、トップライト(上からのライト)を入れたりします。
レンブラントライトの特徴は、基本的に、鼻の横に、三角形のハイライト部分ができるんです。当店でも、スタンダードプランはレンブラントライティングです。
そのほか、伊勢丹写真室の証明写真も、良く見ていただくと鼻の横に三角形のハイライトがあると思います。

レンブラントは、特徴としては、顔の立体感を強調して力強い印象を出せます。影を出すライティングなので、顔を細く、ちょっと太った人をやせて見せたりもできますが、デメリットもあります。
いちばんは、老けて見えること、顔の形や特徴によって似合わない人が出てくるということがあります。元から真面目な印象の顔立ちの方は、さらに堅く、重厚に写ってしまったりします。そして、影ができた部分が証明写真だと気になってしまう人(お客様)がいる、ということです。もちろん、すべての人がそうではありませんので、悪しからず。

レンブラントライティング
レンブラントライティング例

そこで、当店の「就活コンプリートプラン」や「リクルートフォトプラン」では、一般的にクラムシェル(美人ライト)という部類の、バタフライライティングという手法を採用しています。
これはどういうものかと簡単に申しますと、人物の斜め上と斜め下からライティングをし、お顔を挟んで光を当てます。
広告撮影ではビューティー系の撮影にも多様されますが、このライティングのいちばん良いところは、お顔のかたちを選ばずに、きれいに輪郭を見せることができるんです。ほとんどのお顔をすっきりはっきり写すことができるということがメリットです。
新卒の場合ですと、20歳前後の方が多いのですが、若いのでやっぱり若々しさを前面に出して、程度もございますが、明るく爽やかなのは、好印象の第一前提です。
このライティングはバタフライ(=蝶々)の名のとおり、お鼻の下に、蝶々のような影ができます(気になる方は補正で影を弱めます)。

クラムシェルライティング
クラムシェルライティング例

駅前の写真チェーン店でも良い写真が撮れるかも知れませんが、店員さんのほうでライティングの変更はおそらくできないと思います。
なぜかと申しますと、マニュアルができていますから、そのマニュアルに合わせて行っているだけだからです。どの店員さんが撮影をしても、金太郎飴のように、ほぼ同じに写る(=品質が維持される)ようになっています。

本日の半ばに、日本大学文理学部のお客様にお越しいただきました。
ありがとうございました。
テニスをされているとのことで、第一印象の笑顔が本当に素敵でした。
体育会系なので、規律が厳しいと言うこともあると思いますが、普段からメイクはさほどしていらっしゃらないということで、フルメイク&ヘアセットでご対応させていただきました。
弊社担当のヘアメイクにも、わからないことがあれば、ヘアメイク中にどんどん質問をしてください。私たちも、皆様の就職活動に活かせるなアドバイスができればと思っております。
にきびのあとなども、気にしていらっしゃいましたが、ナチュラルメイクをうまくすれば、まったくわかりません。

当スタジオでは、お客様をがらっと変えてしまうヘアメイクではございません。お客様が引き立つようなヘアメイク、かつ、就職活動にふさわしい形でアドバイスさせていただいております。
もちろん、その前にお客様のご要望はお聞きして、それに可能な限り合わせられればと思っております。

写真撮影では細かなところも写ってしまいますから、女性の方は、メイクに自信がないな、ちょっと教えてもらいたいなと言う方は、平日の時間帯は限られますが、メイクをつけていただければよいかもしれません。
また、髪質のまとまりのよい方はよいですが、前髪がうまくまとまらない、まとめられない方は、ヘアセットをつけていただくとベストです。
もちろん、ある程度まとめられれば、撮影前にスタッフが微調整いたします。

面接はご自身でヘアセット&メイクですから、いちばんベストなのはご自分できちんとまとめられることには変わりありません。

どちらにしても、すぐに本番の就職活動ですから、プロの手によるしっかりとした証明写真をおすすめいたします。

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